バカラのカードカウンティング

バカラのカードカウンティング

ブラックジャックでカードカウンティングが有効であることは有名ですが、バカラにもカードカウンティングが使えるということはあまり知られていません。

ここではバカラにおいてのカードカウンティングの仕組みや成果、テクニックなどをわかりやすく解説していきます。

カードカウンティングの仕組み

ブラックジャックのカードカウンティングは非常に有名です。シューを記録しておくことで自分に有利になるタイミングを知り、ベット額を増やすという戦略で、より多くのハンドを成功させるという方法ですね。

一方、バカラのカードカウンティングの目的は、バンカーとプレイヤーのどちらが勝つ確率が高いかを判断することに重点をおいています。コツとしては6デッキまたは8デッキのシューがあるテーブルを見つけて新しいシューから始めること。そうすることで最初からカードを追跡することができ、より多くの情報を集めることができます。

シューがスタートしたら、0からカウントを始めます。シューからエース、2、3が配られるたびに、カウントに1プラスします。4が配られたら、2プラスする必要があります。これらのカードはすべて、プレイヤーベットに移行する可能性が高いことを示しています。5、7、8のカードはプレイヤーベットが勝つ確率を下げるので、これらのカードが出るたびに1ずつ引く必要があります。また、6が配られた場合は2引く必要があります。残りのカード(9、10、J、Q、K)はカウントを変えないので、0になります。

このシステムは、カウントが増えるほどプレイヤーのポジションに賭け、カウントが減るほどバンカーのポジションに賭けやすくなるという単純な考えで成り立っています。

バカラのカウンティングの成果

バカラはシューから配られるので、カードが配られるたびにベットタイプごとのオッズが変わるのは理にかなっており、カードを追跡することによってバカラでハウスより有利なベットを置くことができます。

ただし、バカラはシューから配られてカードの価値を追跡することが可能であるにもかかわらず、カードカウンティングにおいてはブラックジャックよりも効果が薄いとされています。

これは、ブラックジャックではプレイヤーは価値の低いカードがシューから離れ、価値の高いカードがシューに残ることを期待すれば良いことに対し、バカラではどのカードがプレイヤーにとって有益であるかはあまり明確ではないという理由からきています。

カウンティングのテクニック

エド・ソープ博士(Edward Oakley Thorp)は1960年代にカウンティングシステムを開発し、カードカウンティングの本を書いた人ですが、バカラのカードカウンティング戦略が有効になるには多くのラウンドが必要であると指摘しています。

ソープ博士によると、カウンティングのテクニックはバンカーに賭けるかプレイヤーに賭けるかによって異なる計算が必要であるとされており、その計算方法は以下のようになります。

●     プレイヤーに賭ける場合

2と3が配られたら1を引き、4と5が配られたら2を引き、6と9が配られたら1を加え、7と8が配られたら2を加える。ただし、10、フェイスカード、エースが配られた場合は何もしない。

●     バンカーに賭ける場合

プレイヤーに賭けるのと逆の操作をする。つまり、2、3、4が配られたら1を加え、5が配られたら2を加え、6、8、9が配られたら1を引き、7が配られたら2を引く。また、プレイヤーに賭ける時と同様、10、フェイスカード、エースが配られたときは何もしない。

ソープ博士のカードカウンティングシステムは10カウントシステムと呼ばれ、一般的に数学的に証明された最初のシステムです。プレイヤーはゼロから始めて、価値の低いカードは+4、価値の高いカードは-9と数えるだけの非常にシンプルなシステムで、合計が高くなればなるほどより多く賭け、カウントがゼロまたはマイナスになった場合はベット額を少なくするというものです。

シングルデッキのゲームにしか使えないという問題はありますが、このシステムは他の数学者やブラックジャックの専門家に影響を与え、他のシステムを開発させるきっかけともなりました。またソープ博士自身はハイローカウントと呼ばれる別のシステムも開発しています。

まとめ

バカラカードカウンティングは、正しく使用すれば有効な戦略です。ブラックジャックのカードカウンティングのような大きなメリットはありませんが、比較的簡単にできること、そして例えば「ドラゴン7」のサイドベットなどにおいて、非常に有用な面もあります。絶対的にこだわる必要はありませんが、知識として学んでおくことは決して損にはならないでしょう。